みなさん、こんにちは。
株式会社NASU広報の浜田綾です。
良いデザインを生むためのオフィス「デザインのパワースポット」を完成させたい! のクラウドファンディングも1ヶ月半以上経過し、当初の目標金額300万円を446パーセント上回る金額で達成しました。
ご支援いただいた方、シェアいただいた方、心より感謝いたします。
このクラウドファンディングは、12月24日まで続くわけですが、
「すごい金額ですね!」
「早々に目標達成しましたね。おめでとうございます!」
など、お声がけいただくことがふえました。ありがとうございます!そこで、パーク(NASUでは事務所のことをこう呼びます)の完成に必要な費用の見積もりをとりはじめました。
トイレの本棚追加工事
ターザンロープの取り付け工事
ジャングルジムの椅子となるパネル
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合計 約90万円
きゅんきゅんメーター
ブドウ糖キャッチャー
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約20万円
ただし、いずれも概算見積もりです。無理もありません、これらは全部この世にないもので、見積もりをする方も大変でしょうから。ただ、これって足し算しても110万円くらいなんですよね。
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あれ、これってもしかして、
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ここからどれだけ見積もり金額があがったとしても、初期の目標金額の300万円で足りてしまう??
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も、もしかして。お金余ってる!?
と思われがちなんですが
実は、まだまだ足りないんです。
「なんでやねん!」
「嘘つけ!余ったお金どうするねん!」
と盛大に突っ込まれそうですが、説明させてください。
包み隠さず、ありのままにお伝えすると、この「お金もういっぱいあるんじゃない? もう十分じゃね?」説はNASU社内でも早い段階で出ておりました。
見積もりを取る段階になり、まだ概算であるとはいえ、莫大な金額になってない段階で、さらに「足りてるんじゃね?」説が深まります。
そんな私たちに対して、
ボス前田さんが一喝
「これって設備の費用だけだよね? それ以外にも必要な費用って絶対あるし、それってみんなの仕事の時間を削ってるわけだからコストなんだよね。その費用を入れたら多分ちょうどいいか、まだ足りないくらいだよ」と言われました。
そうだった、さすが経営者。
例えば、本棚、本棚を設置する費用自体は高くありません。
だがしかし!その壁に展示?設置する本は何を置くか?選ばないといけません。本ならなんでもいいわけじゃないです。洋書とまでは決まってますが、それも
トイレのコンセプトにあったものを大量に仕入れないといけません。そのための人件費も必要ですよね。
「そんなの、さっさと選んで買えばいーじゃん!」と思われそうですが、ところがどっこい、そうじゃないんです。
パークに移転してから2ヶ月。自分たちで進められる改善は、仕事の合間に進めてきました。
しかし、現状はあまり進んでいません。これは言い訳になってしまいますが、やはり日頃の日常業務の傍で、アップデートを行うには、圧倒的に時間が足りない。まずは、リソース不足なのです。
リソース的な問題だけではありません。一つひとつのものは「こだわり」を持って、選ばないといけない。こっちの方がむしろ時間がかかります。
適当に選んで注文するのは、デザインではない。それは、日本一のデザイン会社を目指すNASUにおいてあってはいけないことです。
買い物に対するこだわりについて、代表前田の書籍『勝てるデザイン』を一部引用してお伝えします。
ーーーーーー(『勝てるデザイン』より)ーーー
服を買う時
家具を買う時
友達にプレゼントを贈る時……
たいていは、たくさんんほ可能性を思考し、その中から最適なものを選びますよね。それは立派な「デザイン」と言えます。
ーーーーーー(『勝てるデザイン』より)ーーー
僕の会社NASUで、ある日こんなことがありました。
事務所のティッシュケースを買おうという話になって、社員にどれがいいかを選んでもらいました。
社員が選んだティッシュケースに対し、僕は言いました。
「そのティッシュケースは角が丸いよね。うちの事務所はどちらかというと、ゴツゴツした無骨なものが多い。その世界観と合っていると思う?買い物一つとっても一番いいものを選ぶ行為だから、これはデザインなんだよ」
デザイナーならば、買い物一つとっても、選択肢を増やして最適なものを選ぶ練習を心がけてみることをおすすめします。
ーーーーーー(『勝てるデザイン』より)ーーー
伝わりますでしょうか。NASUで買い物をする場合、ティッシュケース一つとっても、最適な選択肢に辿り着くまでに膨大な選択肢を用意し、その中から最適なものを選ぶ必要があるので、かなりの時間を要するのです。なので、適当に選んでさっさと買えばいいという問題ではなく、そのこと自体に時間とコストがかなりかかります。
そう考えると300万円どころでは全く足りないことが発覚しました。
例えば、上記の基準でパークのアップデートを行う場合、1ヶ月NASU社員全員がパークのアップデートに時間を費やし、仕事をしない場合は一月あたり、600万円以上の固定費を支払わないといけません。(固定費を晒してしまいましたが、ボスの了承を得ております。)
まるまる1ヶ月全員が仕事の手を止めて、改善すればなんとかなるかな…と思ったのですが、
前田さんの頭の中には日々パークで改善したいことが増えていて
・会議室をフェチ部屋にアップデートしたい
・ギャラリーに椅子と机をおきたい
・デザイナーブリッジみたいな梯子があってもいいな
ect…
・パーク来てくれた人に渡すステッカーを作りたい
・クラブタイム制度に合わせて音楽がかかるボタンを開発したい
・コミュニケーションカウンターに椅子をおきたい
・おなら音をかき消す雑音スピーカーを開発したい
etc………
「あれ、そんなこと言うてましたっけ?なんか増えてません?」みたいなことが日々起きております。
前田社長の頭の中では、パークに関してやりたいことが泉のごとく溢れているようで、これらのアップデートに対応していると、1ヶ月では終わらない予感です。
というわけで、3ヶ月あればなんとかなるのではないかと見積もってみました。
上記のお話を踏まえて全ての見積もりを公開します。
90万円
(トイレの本棚追加工事、ターザンロープの取り付け工事、ジャングルジムの椅子となるパネル)
20万円
(きゅんきゅんメーター、ブドウ糖キャッチャー)
1800万円
(上記を完成させる3ヶ月分の人件費)
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1910万円
1900万円…だ…と…
1300万円でも十分じゃね?説は崩れ落ちました。そうなんです。工事や設置費用よりも、人件費の方がはるかにかかるわけで。
この視点で最終目標金額を設定しなおしました。
ズバリ
2000万円
ここを目指します。クラウドファンディング終了まで残り19日。19日で700万円のご支援を目指す必要があります。
日本一のデザイン会社を目指すため、いいデザインができるデザインのパワースポットの完成させたいです。どうぞ、引き続き応援いただけますと幸いです。
ご支援もいただけると嬉しいです!
プロジェクトページは、こちらから。
https://ubgoe.com/projects/254