キハ28の車両保存&3D データ化に向けて引き続きご支援を宜しくお願い致します。
いすみ鉄道のキハ28-2346 はエンジンの老朽化のため 11 月 27 日に定期の運用を終了しまし た。いすみ鉄道では土日祝、2013 年 8 月から 2022 年 9 月まで食事が楽しめるレストラン列車を運行しておりました。
車内では伊勢海老特急イタリアン列車 として本格イタリアンを楽しめるイベント列車として多くの皆様に楽しんでいただいておりました。車内から見る景色には森の中に佇む大多喜城や田園風景を見ることができ、その風景の中を駆け抜けて行く姿はまるで国鉄時代を彷彿とさせます。そんなキハ 28 が駆け抜ける姿を見ていただける機会が減ることを大変残念に思っております。
先日開催されたいすみ鉄道「キハ 28-2346」撮影会ツアーの実施の模様をレポートします!
昨年12/25に引退を前にキハ28撮影会のツアーを実施いたしました。 キハ28のヘッ ドマークには、「房総の休日」のマークが付けられ上総中野駅から大原駅まで全区間を駆け抜けました。沿線には、多くの鉄道ファンや沿線の皆様が訪れ通過するキハ 28 に 手を振ったりして応えていただきました。車内ではグッズ販売やキハ 28 記念弁当などが配られご参加の方々は思い思いにキハ 28 を楽しんでいました。車窓観光の案内では大多喜城や鉄道写真家「中井精也」氏が撮影する踏切ポイントなどの紹介があり沿線観光を楽しんでいただきました。冬晴れの中レールを 刻みながら走るキハ 28 は沿線の人や、多くの人に愛されていました。
いすみ鉄道でのキハ28 は、今年2 月まで臨時列車としての運行となり、その後はデジタルで 3D 化保存が行われます。
今回のクラウドファンディングは、引退するキハ 28-2346 をなんとか維持保存することは出来ないかと、始まったプロジェクトです。貴重な 同車両を次の世代に引き継いで残していくために 3D データ化後にメタバース空間でキハ28を復活させるという企画です。集まった資金は 3D データ化及び車両保存の費用などに充てさせていただきます。
長年走り続けてきたキハ28-2346は国吉駅に一旦保存される予定です。3D化、メタバースと現実空間の両方で残るキハ28車両。古い物と最新の技術の掛け合わせで、後世につないでいくことは、鉄道ファンや沿線地域の皆様にも思い出のキハ 28として、キハ 28 がいすみ鉄道を走ったことを繋ぎ残していきたいと思っております。
鉄道ファンの皆様なら目白押しリターンコースをご用意しました。
1 乗って応援コース
2 ペアで乗って応援コース
3 キハ28コース
4 キハ 28 撮影会コース
5 キハ 28 ナイト撮影会コース
6 キハ 28 スペース貸し利用コース
7 キハ 52 平日貸切運行コース
など、7つのコースもありどれも存分にいすみ鉄道を楽しむことができるコースとなっております。
<文・写真:ライター藻井恵介>
いすみ鉄道 代表取締役 古竹孝一より
11月27日定期運行終了したキハ28に多くの方が来られ、改めて国鉄車両であるこの車両の底力をひしひしと感じております。ただ鉄道会社の使命である100%安全というものを継続させることが出来ませんでしたが、別の形でも存続させていくことが必要だと感じ今回クラウドファンディングをさせて頂きました。
いすみ鉄道はこれからも地域のため、地域のシンボルとして残れる鉄道会社としてしっかりこれからも新しい試みを続け、地域にとって、そして千葉県、また全国ローカル鉄道の一つとして存在感を持ってしっかり歩んで参りたいと思います。もう少しで達成できます。
どうぞご支援よろしくお願いいたします。