はじめに・ご挨拶
初めまして。
平日昼間にサラリーマンをしながら、いわゆる一人メイカーとして夜や休日を使ってモノづくりをしている(株)Spoonの稲見マコトと申します。
「今まで無かったものを作って世の中をちょっとハッピーに」
を社是として、これまで光るパーカーやリアルなギター型の鍵を開発し、外部委託で量産して販売してきました。
この度、自分が好きな野外フェスがきっかけで開発した、アウトドアでめちゃんこ便利なテーブル『SasuTable』を皆さんにも使ってもらいたく、うぶごえさんでクラウドファンディングをする事にしました。
SasuTableとは?特徴と仕様
一本脚のフレームをポンっと地面に刺して、天板をパッと開くと完成するテーブルです。
まずはT O Pの映像(約1分)をご覧ください。
どんな製品なのか、伝わりやすいように作りました。
組み立ては、わずか5秒。天板の高さを変えられるので、座ってはもちろん、フレームを伸ばせば立ち飲みスタイルも可能です。
今春撮影した試作品でのテスト
設置時高さ(地面に15cm刺した時) 59cm ~ 89cm
天板の下にはバッグ等の荷物をかけられるので、アウトドアでありがちな椅子が荷物で埋まる事も無く、荷物をまとめて置くためのシートも不要です。
砂利が多いなど固い地面、アスファルトやコンクリートの床、
また、室内等では専用の三脚を使用して下さい。
室内使用時
設置時高さ(三脚使用時) 75cm ~ 105cm
使用風景
これまで様々な場所・シチュエーションで強度テスト、使い勝手の検証を繰り返してきました。
ビーチでは大量の荷物を掛けても問題無く、専用三脚を使えば車の整備で部品や工具をちょい置き出来て、ピクニックではシートに座ってばかりで腰が痛くなったら立食スタイルに切り替えられます。
要するにどこで使っても、めちゃんこ便利です。
※画像や動画の製品は開発中の試作品や、一部の部品が3Dプリント製の量産前試作品です。
最近流行のべランピングや、ノートP Cを使ったリモートワーク時にも高さを調整出来て便利です。
こだわり:とにかく簡単に、ワンタッチで
フレームは道具を使わずに地面に刺せるよう、パイルドライバー方式を採用しました。
固定レバーを上げ、アウターパイプを片手で支え、インナーパイプを握って打ち込んで地面に刺します。
刺したのちに、好きな高さで固定レバーを倒してロックします。
あとはフレームの頭部分で天板を開けば接続されて完成です。
地面が固くて刺せない場所や室内では、専用三脚を使用してください。
三脚の脚を展開させ、地面に置いてSasuTableを差し込み固定ネジを締めます。
天板の接続は同様です。
素材/寸法
天板:P P、アルミダイキャスト、ステンレス ※写真は一部の部品が3Dプリント製です。
直径40cm 厚み(最大)2cm
天板展開時(オモテ)
天板折り畳み時(ウラ)
フレーム:硬質アルミ(A6061、A6063)艶消しブラックアルマイト加工、A B S樹脂
長さ73cm〜103cm
三脚:硬質アルミ(A6061)艶消しブラックアルマイト加工、ダイキャスト、P B T(ジュラネックス)、A B S
収納時 長さ 28cm
展開時 半径26cm、高さ31cm
バッグ:ポリエステル、レザー、P Eボード(先端保護)
長さ75cm 幅28cm 厚み6cm
全体重量:1.8kg(専用バッグ、専用三脚含む)
フレーム先端の尖っている部分は、バッグに収納すると安全に保護されます。
開発のきっかけ FujiRockFestival 2018
例年参加しているフジロックではいつもグリーンステージエリア後方で椅子に座っているのですが、スマホや水筒などをちょい置き出来るミニテーブルが欲しいと思い、出発前日にお盆とペグで作った小さなテーブルを持って行き、現地で使ってみたらめちゃくちゃ便利で快適でした。
その場で商品化を決断し、会場を見回しながらどんな機能が必要かスマホに書き込んでいきました。
以前から誰もいないシートに荷物が置かれて無駄に場所を取っているのが目に余っていたので、天板の下に荷物を掛けられるようにしよう(※)、高さを変えて立っても使えるようにしよう、天体は持ち運びしやすいよう折り畳み型で開いて接続する機構にしよう、道具を使わずに地面に打ち込めるようにしよう。
その時すでに現在の基本的な姿は頭の中に出来上がっていました。
(※)開発着手から8ヶ月後の、まだ試作段階でテレビ東京の番組ワールドビジネスサテライト内のコーナー「トレンドたまご」で取り上げられた際にもコメントしています。
開発の経緯
フジロックから帰った翌日には現地で構想した内容で試作Ver.2を作り始め、3週間後にはキャンプ場でテストをして製品の良さを再度確信。
以降は試作しては検証テストをし、再度試作して検証・・を何度も続け、作った試作は20以上。
(20を超えてから数が分からなくなりました笑)
構想段階では50以上のアイデアを描いて検討しました。
※↓スケッチの一部
常に念頭にあったのは、強度はもちろん、使いやすさと、いかに簡単に組み立てられるか、です。
翌2019年のフジロックには、ほぼ今の姿にまで開発が進んだ試作品を持って行き、各エリアでフィールドテストを行いました。
フジでの検証を踏まえて、再度素材の検討と予定販売価格に見合う量産の検討を進めていきました。
翌年のフジロックで、いや、あちこちのフェスで沢山の人にSasuTableが使われるという夢のために。
その半年後、世界がえらいことになる事を知らずに。
コロナの影響 転機 そして現在。
SasuTableを思いついてから1年半後の2020年1月。
一部の重要な部品は日本で、それ以外はコストを抑えるために中国の工場を使うことにし、量産前試作を踏まえて、さあいよいよ!というところでした。
年末から気になっていた武漢で発生したウィルスが中国全土に広がっているというニュースや、中国に詳しい人の情報を鑑みて、SasuTable量産の動きを一旦全てストップしました。
1月中旬のことです。
様々な情勢と今後の事を考え2月には中国での手配を全て引き揚げる事にして、東南アジアでの量産をしばらく模索しましたが、結果、4月には全て日本国内で量産することを決断しました。
元々は日本の中小製造業を盛り上げたいという想いがあったのと、開発量産時の話の通じ易さ、すぐに現物を確認出来る距離感、流通や調達の有利さなど、立体的に判断しました。
当然ながらそれまでよりも製造コストは格段に高くなるので、価格を抑えるために素材・構造などの仕様を全面的に見直しました。
大きな変更点として、天板は樹脂製に、フレームはステンレスから強度テストを経て硬質アルミ(A6061、A6063)を採用。
5月には国内の樹脂製作の会社とアルミ加工の会社は見つかり、何度も打ち合わせを重ねたのですが、何故か一向に話が前に進まず12月まで無駄に時間を浪費してしまいました。
埒があかないので年末に再度樹脂の会社を探し、今度は1ヶ月程で仕様を決定。
4月には金型が完成して試作品を作り検証、翌々週には金型を修正、今に至ります。
アルミ加工の会社は、コストや技術的な問題で10数社から断られたましたが2020年末に知人から紹介された会社と無事2ヶ月程で仕様を決定しました。
結局、2020年はほぼ開発が進まなかったですが、2021年の初頭に一気に開発を仕上げました。
結果、全体の重量はそれまでの半分以下まで軽くなり、完全Made in Japanとはいえ量産コストは以前と比べても3割UP程度に抑えられました。
専用のバッグは5回程の試作を踏まえてフルジップにしようと思いましたが、
↓試作19号機当時のバッグ
実際に使ってみると出し入れしにくいので、使い勝手を考慮して現在の腰袋的なデザインに落ち着きました。
バッグに仕舞うとフレーム先端の尖った部分を保護するキャップ構造になっています。
SasuTableのプロジェクトには弊社を含め埼玉と東京の中小企業7社が集まっており、
本体については完全にMade in Japanです。
(バッグのみ、量産はバングラデシュ)
構想から3年目となる2021年の夏。
前年に完全Made in Japanに舵を切ってから更に金型を作るなどバンバンとコストが嵩み、貯金や昼の仕事の給料、金融機関の借り入れなど、これまでに約700万円超の開発費を注ぎ込みましたが、とうとう資金も底を尽きました。
文字通りスッカラカンです。
ですが、そのおかげで以前の仕様から重量は半分以下になり、デザインもより洗練されました。
コロナの影響で振り回されましたが、去年のステイホーム期間中はずっと工房に篭り、より良い製品に進化することが出来たと思っています。
この3年、あらゆる場所でSasuTableを使い、その度に改良を加え続けてきました。
周囲の友人知人の評判はバツグンです。
是非、こちらをご覧になっているあなたにもSasuTableを体験して頂きたいです。
アウトドアの新しい楽しみ方が見つかるはずです。
資金の使い道
すでに製品の95%は量産同等品として金型なども完成しているのですが、あと2つ、小さな樹脂のパーツを作るための金型を作る資金と、SasuTableを量産する為の費用に充てます。
お返しについて
SasuTable(専用三脚、専用バッグ付)の通常販売予定価格は¥27,500(税込)ですが、
今回うぶごえでご購入くださる方だけに各割引のコースをご用意し、送料は弊社で負担いたします。
SasuTable(専用三脚、専用バッグ付)1台コース
早割り 15%引 23,375円(税込・送料サービス) 限定20台
うぶごえ割り 10%引 24,750円(税込・送料サービス)
SasuTable(専用三脚、専用バッグ付)2台セットコース
早割り 20%引 44,000円(税込・送料サービス) 限定20セット
うぶごえ割り 15%引 46,750円(税込・送料サービス)
SasuTable(専用三脚、専用バッグ付)10台セットコース
早割り 25%引 206,250円(税込・送料サービス) 限定20セット
うぶごえ割り 20%引 220,000円(税込・送料サービス)
※各コースの【うぶごえ割り】について
想定よりも受注数をいただいた場合は、掲載中に限定数を設定する場合がございます。
予めご了承ください。
実施スケジュール
9月 1日(水):プロジェクトスタート
9月29日(水):プロジェクト終了
プロジェクト開始の数日後に台数を決定して量産手配をします。
11月以降:量産品が完成次第、順次発送します。
※プロジェクト前半で量産手配をかける都合上、後半にかけて想定以上の注文があった場合は追加生産となって12月以降のお届けになる可能性がある事をご了承ください。
うぶごえの注意事項
★プロジェクトに参加(お返しを購入)するために会員登録は必要ですか?
うぶごえの会員登録が必要となります。(お持ちのメールアドレス、またはGoogle・Twitter・Facebook・LINEアカウントにてご登録いただけます)会員登録後にご希望のお返しをカートに入れていただき、お返しの選択が完了したらカートへお進みください。
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・クレジットカード
・銀行振込
・コンビニ支払い
★決済が成功したかどうかどこで確認できますか?
うぶごえにログインしている状態で、マイページから確認することができます。操作方法が不明な場合はこちらのヘルプページからご確認ください。
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購入完了後のパートナー(購入者)都合による購入キャンセルを承ることはできません。お間違いの無いようくれぐれもご注意ください。
★品切れになった在庫の追加(復活)などはありますか?
うぶごえの都合で追加(復活)させることはございません。しかしながら、例えばパートナー(購入者様)が「支払いに失敗」または「コンビニ支払い・銀行振込で支払い期限までに支払いが行われなかった」場合は、確保した在庫が自動で復活されます。この場合、パートナーの購入申し込み日によって、復活するタイミングは異なりますので、うぶごえ・掲載者様からのアナウンスは行うことができません。予め、ご了承くださいませ。
★手数料はかかりますか? or 手数料はいくらになりますか?
システム利用料として、お返し合計額の5%相当額+330円を頂戴いたします。
例)お返し合計額23,375円のものを購入する場合
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お返し合計額23,375円+システム利用料(1,168円+330円)=24,873円
★"心付け"って何ですか?
お返しを購入する際に、プロジェクトやプロジェクト掲載者への想いを「心付け」として購入金額に上乗せして贈ることが可能です。
なお、23,375円のお返しに20,625円を心付けし、44,000円を支払ったとしても、44,000円分のお返しを受け取ることはできず、受け取れるお返しは、23,375円の購入されたコースのみとなります。
※弊社では"心付け"に手数料を頂戴することはいたしません。
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ログインした状態で、サイト右上のアイコンを選択し、マイページの「注文一覧」から変更は可能ですが、プロジェクト終了後はお返しの発送準備が進んでいる場合があるため、お届け先情報の変更後に必ずプロジェクト掲載者まで直接ご連絡ください。
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領収書の発行はできません。パートナーの注文画面に支払い総額の明細画面が表示されます。WEBサイトから印刷した領収データを経費精算等にお使いいただけるかどうかはお客様ご自身であらかじめご確認ください。
その他、よくある質問などは、うぶごえのヘルプページをご覧ください。