はじめに・ご挨拶
「アニメに未来があることを信じたい」
私たち一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は、アニメ業界のクリエイターやアニメファンで構成されている団体です。
アニメ業界のクリエイターの技術の承継や地位向上、日本のアニメという素晴らしい文化の保護・発展を目指しています。
いまや世界中で愛されている、日本のアニメ。
しかし、そのアニメを作る現場では、深刻な人材不足になっていることを知っていますか?
人手が足りず、アニメーターは超長時間かつ低賃金といった過酷な環境で働いています。
忙しすぎて、新人は先輩や師匠から技術を教わる時間もありません。
このままでは近いうちに、世界中で愛される日本のアニメを作ることができなくなってしまうかもしれません。
また、アニメ業界では他にもさまざまな問題を抱えています。
生成AI技術の急激な進化に伴うクリエイターの権利侵害の問題や規制への対応。
セル画や紙での貴重な資料のアーカイブ保存も急がねばなりません。
これらの問題を皆さんに知ってもらい、いち早く解消・改善するために、メディアに記事を出したり、政府に意見を伝えたりしています。
昨年は、人材育成の第一歩として「アニメータースキル検定」も開始し、その教科書も発売しました。
「アニメ業界の問題をなんとかしたい!」
「日本のアニメを守りたい!」
そう思った方は、ぜひNAFCAを応援していただけたら嬉しいです!

このプロジェクトで実現したいこと
【人材育成に必要な「教材用」のNAFCAオリジナルアニメ『ほくとと影マル』を制作したい!】
アニメーターの人材育成のためには、教材となるアニメの素材が必要となります。
しかし、権利の問題があるため、既存のアニメのキャラクターを使うことはできません。
そこで、NAFCAではオリジナルアニメを制作し、権利の心配なく皆さまに安心して使用してもらえる素材を提供したいと考えています。
NAFCA内で活用するだけではなく、教育機関の皆様などにもご活用いただけるよう準備を進めていきます。
今回完成を目指すアニメ『ほくとと影マル』は、アニメ制作に必要な知識を学ぶための素材として制作しています。クミ/合成/BOOKなど作画に関する技術/技法についてや、付けPAN/密着マルチ/ジャンプタップなど演出面の技術/技法について、また原画トレスや中割りを練習してもらうための素材として活用してもらうことを第一の目的としています。
これらの解説は今後制作・販売する教科書に盛り込むことはもちろん、教育機関の皆さまにもご使用いただけるように素材を準備しています。
アニメ『ほくとと影マル』概要

キャラクターデザイン:馬越義彦、小池智史、北尾勝、西位輝実
衣装デザイン:NaSka
絵コンテ:山田浩之
演出:山元隼一
色彩設計:辻田邦夫
美術監督:東地和生
動画監督:江山梨恵
2Dグラフィック:越阪部ワタル
本アニメに登場するNAFCAオリジナルキャラクターの「望月ほくと」と「影マル」は、『おジャ魔女どれみシリーズ』『ハートキャッチプリキュア!』『蟲師』『僕のヒーローアカデミア』等で大活躍中の馬越嘉彦さんがキャラクターデザインを担当!


また各カットの原画+作画監督には第一線で活躍するアニメーターが参加!
ここで少しだけ……
制作途中のアニメの画像をチラ見せしちゃいます!

第一線で活躍するプロの作った丁寧なアニメなので、教材用としてだけでなく、「日本の文化」としても幅広い年代に受け入れられるアニメになること間違いなしです!
また、NAFCAやアニメータースキル検定をもっとたくさんの人に知っていただけるよう、LINEスタンプの制作も計画中です!
NAFCAのLINEスタンプを送って、ぜひ周りの皆さんにNAFCAを広めていただけたら嬉しいです!
※画像は制作途中のものです。実際の完成品は内容が異なる場合がございます
今回のプロジェクトでご支援いただいた金額は、このアニメ制作だけでなく、アニメータースキル検定の運営やロビー活動などの活動費としても使用させていただきます。
特に生成AI問題では、クリエイターの権利に関する議論を置き去りにして、技術だけが進んでいる印象を受けています。
生成AIを含むAI技術は、今後の人類の大きな助けになるでしょう。
しかし、その技術の進歩のために、クリエイターたちの権利や努力が踏みにじられることがあってはならないと、私たちは考えています。
NAFCAはアニメ業界で働く個人のクリエイターたちやそのファンの方たちで成り立っている団体です。
その声を集めて、クリエイターの声を国外も含めて広く伝えることを続けていきたいと思っています。
皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
<All-in方式>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も計画を実行し、お返しをお届けします。
NAFCAとは
一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は、日本のアニメに未来があることを信じ、行政府・民間企業等と連携しながら、アニメータースキル検定をはじめ様々な活動を行っています。
設立からまだ3年が経ったばかりではありますが、すでに会員は2,000人を超えています。
まだ会員登録されていない方は、ぜひこのプロジェクトをきっかけにご登録いただけると嬉しいです!
無料でもご登録いただけます!
https://nafca.jp/membership-type/
NAFCAでは、以下のような活動をしています。
【人材育成】
アニメータースキル検定を実施し、アニメーターの技術の承継、向上を図っています。
そのほかオンライン、オフラインのセミナーや勉強会を毎月行っています。
業界内の技術水準を向上させ、作品のクオリティアップとアニメ業界従事者の待遇改善を目指します。
【政策提言、業界ヒアリング】
アニメ業界の問題改善や発展のため、アニメ業界従事者を対象とした実態調査をもとに政策提言を行い、行政府・民間企業等へ啓蒙活動を行っています。また、アニメや生成AIに関する課題等について、定期的にパブリックコメントを提出しています。
・パブリックコメント
https://nafca.jp/category/news/public-comment/
【イベント活動】
横のつながりを重視したファンミーティングや、異業種交流会などのイベントを行っています。
アニメーターや声優など、様々な職種の方との交流を通じて、アニメ業界内の役割についての理解を深めることをめざしています。
そのほかにも、セル画や紙による中間素材の保存をめざすアーカイブ事業や、アニメを医療や福祉に活かすアニメ福祉関連事業などを行っています。
日本のアニメの明るい未来のために、ぜひ温かい応援をお願いいたします!


資金の使い道
*教材用アニメ『ほくとと影マル』の制作費用
*アニメータースキル検定4級教科書の制作費
*団体の目的を実現するために必要な活動費用
*返礼品の制作費用
目標金額を上回った場合は、皆さまからの貴重な資金を上記の各用途に追加して充当させていただきます。
実施スケジュール
クラウドファンディング募集期間
2025年7月25日(金)19:00 ~ 2025年8月30日(土)23:59
2025年秋頃 教材用オリジナルアニメの発表
2025年秋頃 LINEスタンプの配布開始
2025年11月29日 第3回アニメータースキル検定の実施
※上記予定に遅延が生じる場合は、うぶごえのレポート機能などでお知らせいたします。
最後に
一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は、日本のアニメを愛する人々のために活動を続けています。
これからも素晴らしいアニメを届けるために、アニメの未来を信じ、アニメ文化の、ひいては日本文化の発展のために尽力し続けます。
皆さまからの温かいご支援、応援をどうぞお願いいたします!
