企業向けの【広告・プロモーション】『楽曲プロデュース』についても補足をします。

このプランは広告やプロモーション用の楽曲の完成をお手伝いするプランです。
個人向け『楽曲プロデュース』同様、デモ音源をお渡しして終わり、というものではありません。
目指すものをヒアリング、明確なプランがない場合は提案、
制作で必要なミュージシャンやエンジニアの選定、手配
録音の場所、方法、ディレクション、テイク選び、編集
最終フォーマットに応じた微調整
など、全てを僕が責任を持って行います。
これまで数多くのクライアントのプロジェクトに携わらせてもらい、数秒~数十分の映像に合わせた音楽、インタラクティブに変化する音楽、屋外イベントで立体的に聞こえる音楽・・・など、多種多様な制作を行ってきました。
中でも映像を伴うものが多く、音楽サイドのみならず、映像チームのできること・できないことや意図を受け取り、制作を推し進めるということも重ねてきました。
そういった経験から、直接クライアントに要望をヒアリングし、どうまとめるか、どう采配するか、などを勘案し、構想から完成形まで僕一人でもっていくことができると自負しています。
過去の制作事例などはこちらでご覧ください。
https://koshimiura.net/selected-works
このようなプランを設定したのは、クライアントワークを経験する中で、クライアント(プロモーションを行いたい企業の方)と直接やりとりができればお互いにとって良いのではと感じていたからです。
広告代理店→音楽制作会社→音楽クリエイター
という制作のディレクション、お金の流れだと以下の難点が考えられます。
○ 伝言ゲームの性質上、伝達の過程で齟齬が生まれやすい
それにより音楽の内容、関わるクリエイターのモチベーションをフルに活かせない
○ トータルの音楽予算から実際の音楽制作にかけられる分量が限られる
もちろん良い点もあります。
○ 広告代理店という広告のプロのノウハウを使用して、映像、音楽、ナレーションのディレクション、ひいてはデザインや広告出稿するメディアの選定を一括でお任せできる
○ 音楽制作のフローや広告音楽の在り方を熟知した音楽制作会社に音楽クリエイターとの窓口を含めた音楽制作を一任できる
一長一短あります。
その前提に立った上で、僕自身の経験をもとに
企業の宣伝担当の方が作家を直々に指定することのメリットを語るとしたら
○ 音楽クリエイターと直でやり取りして要望などを伝えることで、双方のイメージを伝えやすい。
→ 広告主が自分ごととして感じられることができる。
→ それによって今後広告制作にも活かせる経験となり得る
○ 音楽製作費のスリム化が可能
→ 僕の体感として、従来の出費の半分程度の音楽予算で同等の音楽的完成度のものが出来るイメージです。
そして音楽制作会社の重要な役割の一つとして、クライアントや広告代理店の要望を音楽クリエイターに翻訳すること、があるかと思います。
例えば、クライアントや広告代理店の「もっとアンニュイな雰囲気に」を、「コードにテンションを加えて」や「リズムのアタックを抑えて」や「パッドの音色を暗めに」といった適切な「音楽用語」に変換し、クリエイターに伝えることで意思疎通が行われます。
その辺りのやり取りも、幾度となく様々なプロジェクトで多様な関わり方をしてきた自分は「一般用語」と「音楽用語」のバイリンガルとしてご期待に添えられる自負もあります。
取引先もあることですし、いきなり個人に依頼できない・・・などいろいろとボトルネックはあるかもしれませんが、もし、企業のプロモーションに関わっている方で、僕の音楽に興味を持つ方、名乗り出てくださる方がおられましたら、全力でお応えするつもりです。
そんな感じのコースになります。
ですので、お気軽にご質問や、ご相談のご連絡をいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いします。