返礼品としてご用意しているソロアルバムのタイトル・ジャケット、そしてTシャツのデザインが決まりました。
タイトルは「Picnic Again」。
ジャケットとTシャツのデザインは、デザイナーのいすたえこさん、映像作家の橋本麦さんに担当いただきました。
いすさんは、過去に□□□のアルバムのアートディレクションを担当。橋本さんは、今回初めて三浦と協働します。
あわせて、収録曲を短くつなぎ合わせた音に合わせてジャケットデザインを映像化したティーザーも公開。アルバムの内容を感じていただければ幸いです。
三浦康嗣 - 1st solo album 'Picnic Again' ver. 20230814
以下、いすさん、橋本さん、三浦康嗣のコメントです。
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三浦康嗣 ソロアルバム
「Picnic Again」のCDジャケットをつくろう!ということで
まだ出来上がる前の音源を聴いたり、曲だけでは飽き足らず編集まで挑戦しているMVをみたりしていくと、実験とPOPさと軽やかさのバランスがとても心地よく、
□□□アルバム「CD」(2011) その後・・・という考えで、
「CD」や「ジュエルケース」という存在をもう一度じっくりかんがえてみようとおもいました。
核となるビジュアルは
橋本麦くんです。
3人でアイデアをいろいろとぶつけ合いながら、こねこねこねくりまわし、いろんな可能性をさぐっていきました。
そこからたどりついた答えは
現在の「CD」とは、音源を手に入れる方法というよりもバックアップのためだったり、パッケージ含めての手元に置いておきたい「もの」としての存在であったり、鳩よけだったり。。。
つまりCDはシンボルだ!ということでした。
もはや音楽を聴くためではない使われ方すらされているCDですが、その身近さと親しみやすさによって、さまざまなシーンで遭遇するイメージをかたちにしました。
いすたえこ(Art Director)
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敬愛する三浦康嗣さんのアートワークを作るにあたり、色んなことを考えました。言葉の力、デフォルト感、アルバムという形態にまつわるアナクロニズム、メタであること…。
散々こねくり回した挙げ句、そういう諸々はまぁいっかと、自分のなかの手癖や頓痴気さに素直にビジュアルをこしらえることにしました。
そうはいっても、ただの一枚絵を描くのは癪なので、曲や言葉を種として食わせることで無数の『くんにゃり』が生成される仕組みから考えています。三浦さんの音楽家としての方法論に対して、ビジュアルを生み出す手法論を打ち返すことで張り合いが出るとでも思ったのでしょうか。リリースに向けてすこしずつお披露目出来たらと思います。
実のところ、この面々でコラボレーションできたことに静かにブチ上がっています。『everyday is a symphony』や『CD』を聴きながら東京での暮らしに想いを馳せていた18歳の自分に教えてあげたいです。
橋本麦(映像作家)
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まずはアルバムお届けの延期、ごめんなさい。
音沙汰のない間、スタジオ設立の為の物件探しや内見、補助金制度の申請、資金調達、機材の選定など色々なことにかけずりまわっておりました。後日正式にご報告しようと思っていますが、先月末なんとか無事スタジオ物件を購入することができました。人生初の不動産取得。
さて、そんなふうに僕がアルバム制作に専念できない中、いすちゃんと麦くんという才気溢れるデザインチームのおふたりは少しずつ、時に2歩進んで3歩戻ったりしながらも、着々とアルバムのビジュアルを進めてくれていました。そして今回こうしてみなさまにアルバムジャケットとTシャツをお披露目できる運びとなりました。
アートワークそのものもさることながら、三人のライングループでのやり取りやアイディアが変化していく過程もとても興味深くしっくりくるものとなりました。中の人がコンセプトや意図について語ることはあまり好きではないのでここでは割愛させていただきますが。
そんなアートワークを頼もしい道標とし、二度目の延期が起きないよう音源制作に邁進していく所存です。どうぞ引き続きよろしくお願いします。
三浦康嗣
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