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群馬を代表するアウトドアショップ、Purveyorsが手がけるブルワリー FARCRY BREWINGの世界進出を応援したい!!!!!

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Almanacとの白麹を使ったコラボレーションビールが完成!!

2023-09-13 12:00:00

Almanacとのコラボレーションビールの仕込みをしてから1ヶ月が経過しました。Almanacのタップルームではリリースされたとのことですよー!!何と!!
缶ビールは完売状態!だそうです!!

このアメリカ・サンフランシスコベイエリアの地域で「白麹を原料に使うビール」の興味・関心がどれだけあるのかが、うかがえますね!                 


カリフォルニア内・近郊のグロッサリーストアや飲食店でも展開されていますので、そこで販売しているのみの在庫となっているようです。

そしてFARCRY BREWINGのブルワーからも、コメントがあります。

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「FARCRY BREWINGにとって最初の海外コラボレーションAlmanacとの白麹を使った Nagatsuki SAISONYOUR HAZY SOUL がパッケージングされました。            

ブルワーたちからは、Fantasicな味という評価で本当に楽しみです!現地でコーディネートしてくれたTadaくんからも「セゾンは前にテイストした印象とも違う。シトラスでフローラルだけど後からいい苦味と甘みがやってくる」と。

いやー、僕も早く飲みたいです!!!

日本への輸入ももうすぐです!

Almancでの仕込みは本当に刺激的でエキサイティングな醸造でした。ディスカッションを何度も重ねて仕込みをしました。                      
マッシングという糖化工程で僕たちブルワーはpHを重要視するんですが、pHが少し高いときには発酵乳酸を加えてpH調整をします。

今回僕たちの醸造では白麹を使っています。

白麹にはクエン酸というレモンのような爽やかな味わいがあります。だから白麹でもpHの調整もできる。            


「マッシュのpHが高いから乳酸をちょっといれるか?」

「せっかく白麹を使うのだからマッシュのpHは白麹で調整しよう。」

こんな会話をしながら仕込みをしました。          

           


Almanacのブルワーたちは麹に対して興味津々で、仕込み中に麹について多くのことを聞かれました。

FARCRY BREWINGでは麹をつかった醸造にアバンギャルドを見出し醸造してきてます。私たちFARCRY BREWINGのものづくりの姿勢が遠い米国の地にも届きました。

日本の発酵文化と米国クラフトのインフュジョン、本当にワクワクするビールです。

そしてAlmanacのFarm to barrelの思想。
これは私たちFARCRY BREWINGが麹を使ったビールで、酒蔵、味噌蔵、醤油蔵と数々の麹を使う醗酵産業と繋がってきたものづくりの価値観と近しいものがありました。

日本の伝統的発酵技術と米国クラフトがあわさり、Almanac とFARCRY の思想の融合したビール。

こんなの絶対おいしいに決まってるでしょ。               

                      

早くこのビールで乾杯したい。                      

cheers!

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今回一緒に同行したスタッフの鳥羽です。

Purveyorsで勤務している間にコロナ禍を前に3ヶ月ほどサンフランシスコに滞在したことがあり、4年ぶり??くらいにサンフランシスコを訪れました。

様々な人種の人がいて、それぞれの国の文化にリスペクトがある人たち。とにかく人がパワフルで、エネルギーをもらってきました。

「シスコは1日のうちで四季を感じることができるんだよ!上着は持って出かけてね」と当時現地在住の人が教えてくれました。

本当にその通りで、日中はTシャツで夜はダウン、というくらいの寒暖差で日本と違って湿気がほとんどありません。

グロッサリーストアではたくさんの種類のフルーツが並び、それはカリフォルニアの料理にも反映されていました。

Almanacのビールにも、たびたびフルーツが使われています。                 

大好きなサンフランシスコベイエリア。Almanacの魅力についてはまたレポートします!

このプロジェクトについて、私たちには今まだ「目標を達成するまでに時間がない!!」というミッションが残されています。

私も驚いたのですがサンフランシスコでは、「Koji(麹)」「Umami(旨味)」「Dashi(出汁)」といういかにも日本人が使う言葉がそのまま使われています。
アパレルでも「Boro(ボロ)」「Ai(藍)」などのワードもよく聞きます。直訳できる英単語がないのでしょう。

それだけ日本の文化が浸透して、なおかつリスペクトされているこの地域で、FARCRY BREWINGの白麹を使ったビールは一体どんなリアクションがあるのか?

私たちはとても興味がありました。FARCRY BREWING立ち上げより、世界に通用するビールを目標に掲げていました。

でも行動に起こすには多くのエネルギーが要ります。
このプロジェクトは1年前から発案して、現地在住の友人やうぶごえのクラウドファンディングの担当の方が協力してくださいました。
利益には到底なりにくい、この企画を支えてくださって本当に心から感謝しています。

一体どうなることやらと、今でも思っていますが、漕ぎ出したからには前に突き進むしかありません。

渡航費・滞在費・輸入経費は自費となり、日本で作れば済むことをわざわざ海外で仕込んで、日本へ輸入させようというわけですが、この売れ行きを見るととても興奮しますよね!

今回輸入するビールは、ほぼ返礼品の数量で確保しました。
直営と卸先での販売は、ほんのわずかで、リリースイベントをすれば無くなってしまうほどかと思います。

プロジェクト終了まで残りわずかとなりますが、ラストスパートをかけていきます。ご支援いただいた方も、ご友人やビール好きの方へ拡散いただけたらありがたいです。

最後までどうぞよろしくお願いします!

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8/8-9 白麹を使ったビールの仕込みレポート ①

2023-08-14 18:00:00

皆さまの応援を受けながら、私たちは8月8日、9日と、Almanac社へビールの仕込みに行ってまいりました。この日の仕込みのために、数ヶ月前から事前に白麹の材料の調達もしていました。   

Almanacは、アメリカ・カリフォルニアのサンフランシスコベイエリアのAlamedaという島にあります。日本とは違って湿度が少なくカラッと晴れても朝晩は冷え込むような過ごしやすい気候です。              Almanacのタップルーム、醸造所はスケールも大きいですがちゃんと席数が埋まってしまうほどの賑わいぶりでした。

同時に8月7日、8日にFARCRY BREWINGのPOP UPもAlmanacのタップルームにて開催しました。
8/7-8 FARCRY BREWING & Kohei Komaki POP UP in Almanac,Alameda,CA

                       

仕込むビールは、本プロジェクトの返礼品のメインとなる、白麹を使ったHAZY IPAとNagatsuki SASON。白麹を使ったビールはアメリカでも未だ存在しないとのことで、ブルワーたちも興味津々です。
材料も日本から輸出させた白麹を使い、FARCRY BREWINGから伝授できるテクニックは共有しながら醸造を進めていきます。

                       

最初の仕込みは、麹を入れるところからスタート。甘酒のようなお酒が出来上がってきます。

                       

                       

数時間もすると発酵が進んでくるのですが、粘着力が思ったよりも強く予定時刻より2時間ほどオーバーします。
そこは原因をすぐに捉えて、解決させていきます。普段Almanacでは使うことのない白麹の取り扱い。
白麹を作用させたビールは一体どんな味になるのか?
日本人の技術・知識が発揮できる瞬間です!

次回のレポートもまだまだ続きます!

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