最新情報
【11/24(日)開催】撮影会プラン追加情報(8/24追記)
ガメラ3、渋谷のシーンで印象的な東急文化会館のミニチュアを飾ります!
当時の特撮美術 三池敏夫さん、照明 林方谷さんにも昨年同様にご協力いただき、本格的な撮影体験を目指します。
また撮影会参加者には手ぬぐいなど角川大映スタジのオリジナルグッズをお土産としてご用意いたします。
募集受付はいよいよ8/31/23:59まで。この貴重な機会をお見逃しなく!
ごあいさつ
2021年12月、「ガメラ」を未来につなぐプロジェクトのひとつとして私たちは「ガメラ永久保存化計画」を発足。ガメラを愛してくださる1,077人のみなさまにご賛同をいただき、G1ガメラを蘇らせるという第一の目標を達成いたしました。
ガメラ造型部を率いた原口智生らの手で蘇ったG1ガメラは、本プロジェクト・パートナーのみなさまにお披露目された後、「特撮のDNA/平成ガメラ3部作展」で東京、大阪を巡回。さらに物語の舞台となった博多への凱旋を果たすことができました。
プロジェクトの目的のひとつとして掲げた、ガメラの認知拡大、より多くのみなさまにガメラを間近で見ていただき、作品を深く知る契機としていただくことが叶い、改めて「ガメラ」の魅力を幅広い世代へと発信することができたと考えています。
前回クラウドファンディング撮影会の様子
特撮のDNA 東京タワー展より
特撮のDNA 大阪梅田展より
特撮のDNA POP-UP(ハンズ博多店)より
2024 年、『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』は公開から 25 年を迎えました。私たちは本プロジェクトの第 2 弾として、KADOKAWA 監修の元、KADOKAWA から熱い想いを受け継いでG3 ガメラの修復・永久保存化をめざします。
また来年は、第 1 作『大怪獣ガメラ』(1965)公開から 60 年という大きな節目を迎えます。「ガメラ」を未来へ、そして新たな創造へとつなぐため、みなさまのご賛同とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
G3ガメラの現在
G3ガメラの着ぐるみは、劇中の京都最終決戦で大きく破損しました。現存するガメラは、1999年2月〜4月に京都駅ビルで開催された『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』公開記念イベントに出展するため、当時、ガメラ造型部が着ぐるみと同じモールドから再制作したものです。G3ガメラの勇姿を伝える見事な造型物ではありますが、25年という長い時を経て、褪色と、特に頭部の劣化が進行しています。
目元周辺の様子
口元の様子
足元の様子
甲羅の様子
頬周りの様子
本プロジェクトの始動にあたり、原口智生がG3ガメラの現状を視察。特に損傷の激しい頭部から、ツメの1本1本にいたるまで仔細に“診察”し、具体的な修復方法と、永久保存化の方策を検討いたしました。
原口氏コメント
2024年現在、材料価格の高騰や輸送コスト・燃料費の急激な上昇など、ガメラ保存化を取りまく環境は厳しさを増していますが、技術を凝らし、妥協することなくプロジェクトを遂行し、蘇ったG3ガメラを再びみなさまにお披露目できるよう努めてまいります。
『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』
1999年3月6日、平成ガメラシリーズ第3弾『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』が公開されました。日本SF大賞に輝いた前作『ガメラ2 レギオン襲来』から3年。さらなる傑作を創りあげるべく金子修介監督らが挑んだテーマは、「地球の守護神ガメラが、敵怪獣を倒す過程で一般市民を犠牲にしたら、果たしてガメラは人類の味方と言えるのか?」という難題でした。
「わたしはガメラを許さない。」
ヒロインの少女・綾奈の心の叫びが、怪獣という存在の是非を問いかけると同時に、張りつめるような緊迫感をともなって観るものを作品世界へと引きこみます……。
『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』
監督:金子修介 特技監督:樋口真嗣 脚本:伊藤和典、金子修介
音楽:大谷 幸 撮影:戸澤潤一 美術:及川 一
[特殊技術]撮影:村川 聡 美術:三池敏夫 照明:林 方谷 怪獣造型:原口智生 操演:根岸 泉 視覚効果:松本 肇
出演:中山 忍、前田 愛、藤谷文子、山崎千里、手塚とおる、安藤 希、小山 優、螢雪次朗、本田博太郎、川津祐介、津川雅彦、清川虹子
公開日:1999年3月6日
クラウドファンディングについて
クラウドファンディングは、【All-or-Nothing方式】で実施いたします。
目標金額に達しない場合は、それまでのご購入金額は返金となり、計画の実行および返礼品のお届けはございません。
お一人でも多くの方にプロジェクトにご賛同いただき、ご支援・ご協力をいただけましたら幸いです。
お返しアイテムについて
本プロジェクトのお返しアイテムは、2020年(東京蒲田)、2022年(東京タワー/大阪梅田)と大規模な平成ガメラ展を開催してきた「特撮のDNA」の協力を得て企画いたしました。
特撮のDNAの展示品から、特に人気の高い造型物やプロップをセレクト。そのオリジナルモールド(型)を用いた精巧なレプリカを、特撮ファンからの信頼篤い老舗ソフビメーカー「M1号」が1点1点丹精込めて制作いたします。
そのほか、公開当時には作られなかった劇場用宣材「ロビーカード」風の大判カードセットや樋口真嗣特技監督の画コンテ原画をデザインしたTシャツなど、ここでしか手に入らない魅力的なお返しアイテムをラインナップ。特撮のDNAとタッグを組むことで、ガメラ永久保存化プロジェクトはさらにパワーアップいたします!
【1】パートナー限定公開 G3修復・永久保存化計画レポート
パートナー(お返し購入者)だけが閲覧できるコンテンツとして、ガメラ修復と永久保存化の進捗レポートをお届けいたします。(不定期公開)
※うぶごえのレポート機能にて公開いたします。
※レポート閲覧権は、いずれかのコースをご購入されたパートナーのみなさまに付与いたします。
【2】記念プレートへの名入れ+オリジナルキーホルダー
G3ガメラの修復・永久保存化が実現した暁には、記念プレートにお名前を刻し、ガメラとともに展示させていただきます。
さらに記念プレートのお名前の部分をキーホルダーにしてお届け。本プロジェクトをご一緒に支えてくださるパートナーさまと、ガメラへの思いを永く分かちあえれば幸いです。裏面は、ガメラ造型部・原口智生筆「ガメラは甲羅が命」をデザイン。プロジェクトに参加された思い出も、ぜひお手元で永久保存してください。
[材 質]亜鉛合金
[サイズ]W75×H30×D4mm
【3】ロビーカード風 大判カードセット
かつて映画の劇場公開を盛り上げた「ロビーカード」は、1950年代から作られていた伝統的な宣伝ツールです。1999年の『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』公開時には、すでに作られなくなっていましたが、今回、ガメラファンの「あったら欲しい」に応えて名場面をセレクト。B4サイズの大判カード10枚を、当時風の茶封筒にセットしてお届けいたします。
[材 質]ミラーコート紙
[サイズ]B4判(257x364mm)x 10枚組
【4】樋口真嗣画「ガメラ対イリス」オリジナルTシャツ
樋口真嗣特技監督が画コンテのために描いた数々の原画から、京都駅ビルでのガメラ対イリス最終決戦シーンを切り取った1枚を厳選。樋口監督の迫力ある筆致を、高精細印刷で忠実に再現するハイクオリティTシャツです。
[カラー]ブラック
[サイズ]M/L/XL
Mサイズ(身丈70/身巾52/肩巾47cm/袖丈20cm)
Lサイズ(身丈74/身巾55/肩巾50cm/袖丈22cm)
XLサイズ(身丈78/身巾58/肩巾53cm/袖丈24cm)
【5】25周年記念座談会収録Blu-ray
ガメラ3、25周年を記念して修復を担当する原口氏を中心に座談会を実施。その様子をBlu-rayに収めます。また一部スーツ修復のメイキングも収録予定。
仕様:ブルーレイ
収録時間:約30分
座談会参加者(予定):原口智生ほか
【6】イリスの触手先端ストラップ
“邪神”イリスの背中から禍々しく伸びる4本の触手。その尖端部分をフリースケールで再現。
特撮大百科シリーズで人気のキャスト社が、レジン製ストラップとして制作いたします。
[材 質]レジンキャスト(マスコット部分)
[サイズ]約35㎜(マスコット部分全長・ノンスケール)
【7】ガメラの牙 レプリカ
撮影で使われた着ぐるみの牙を、当時のオリジナルモールド(型)から原口智生が再現。これを元に樹脂製のレプリカをM1号が制作します。極めて本物に近い、クラウドファンディング限定アイテムです。
【8】綾奈の勾玉 レプリカ
撮影用プロップを原型としたM1号制作のレプリカです。透明度のある深い青翠色の樹脂で勾玉を成型。革紐を通したペンダントタイプで、劇中の綾奈のように身につけることができます。※握りしめても発光はいたしません。
[材 質]透明樹脂、革紐
[サイズ]勾玉:約H73xW20xD25mm
【9】ガメラ2 飛行タイプ蓄光ソフビキット
撮影で使われた造型物を原型としたM1号制作のレプリカソフビキットです。『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』のガメラの飛行シーンの一部は、『ガメラ2 レギオン襲来』の飛行形態のミニチュアを改修して撮影されました。クラウドファンディング限定、蓄光タイプのソフトビニール製組立てキットです。
[材 質]ソフトビニール(蓄光タイプ)
[サイズ]約H150xW540xD460mm
【10】ガメラ造型部エンブレム レプリカ
撮影当時、スタジオ敷地内にあった通称“造型部屋”に掛けられていたガメラ造型部のエンブレムを原型としたM1号制作のFRP製レプリカです。1点1点丁寧に着彩したものを、そのまま飾れる木製フレームにセットしてお届けいたします。
[材 質]FRP、木(フレーム)
[サイズ]エンブレム:約H200xW195xD33mm
フレーム:約H440xW315xD50mm
【11】イリス幼体 ひな形 レプリカ
イリスの造型を担当した品田冬樹氏が制作した、イリス幼体のひな形を原型としたM1号制作のレプリカです。造形粘土の質感と色を無発泡ポリウレタン樹脂で表現。イリス誕生の瞬間に立ち会ったかのような感動を伝える、クラウドファンディング限定品です。
[材 質]無発泡ポリウレタン樹脂
[サイズ]約H90xW130xD250mm
【12】ガメラ3 マペット頭部 レプリカ(壁掛け仕様)
撮影で使われたガメラの上半身マペット頭部のFRP製レプリカです。オリジナルモールド(型)からM1号が制作、1点1点丁寧に着彩して仕上げます。木製ベース付き、壁掛け仕様。ベースにシリアルNo.(お申し込み順)を入れてお届けいたします。
[材 質]FRP、木(台座)
なお「ガメラ3 マペット頭部 レプリカ」「ガメラ2 飛行タイプ蓄光ソフビキット」「ガメラ造型部エンブレム レプリカ」の3アイテムをセットにした【飛行亀セット】に限り、ガメラ造型部エンブレムの額装マットに原口智生氏の直筆サインをお入れいたします。
【飛行亀セット】650,000 円(限定数:3セット)
【13】イリス マペット頭部 レプリカ(壁掛け仕様)
撮影で使われたイリスの上半身マペット頭部のFRP製レプリカです。オリジナルモールド(型)からM1号が制作。【12】のガメラと並べて飾ることができる、壁掛け仕様に仕上げます。木製ベース付き。ベースにシリアルNo.(お申し込み順)を入れてお届けいたします。
[材 質]FRP、木(台座)
なお「イリス マペット頭部 レプリカ」「イリス幼体 ひな形 レプリカ」「ガメラ造型部エンブレム レプリカ」の3アイテムをセットにした【邪神セット】に限り、ガメラ造型部エンブレムの額装マットに原口智生氏の直筆サインをお入れいたします。
【邪神セット】700,000 円(限定数:3セット)
【14】ガメラ撮影会@角川大映スタジオ(各回20名様合同参加/45分)
『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』の撮影でも使われた角川大映スタジオ(東京調布)に、本プロジェクトで蘇ったガメラを設置した合同撮影会にご参加いただけます。
今回は永久保存化で蘇ったガメラ1と今回永久保存化され蘇るガメラ3スーツと撮影いただける内容で企画中です!ご期待ください。
※6回に分け、各回20名様合同参加での開催となります。
※撮影会は2024年11月下旬の「ガメラの日」近くの土日祝日に開催予定ですが、ガメラが完成し、スタジオのスケジュールを調整した上で、開催時期を決定いたします。何卒ご了承ください。
⇨開催日程が11月24日(日)に決定いたしました(8/9追記)
【11/24(日)開催】撮影会プラン追加情報(8/24追記)
ガメラ3、渋谷のシーンで印象的な東急文化会館のミニチュアを飾ります!
当時の特撮美術 三池敏夫さん、照明 林方谷さんにも昨年同様にご協力いただき、本格的な撮影体験を目指します。
また撮影会参加者には手ぬぐいなど角川大映スタジのオリジナルグッズをお土産としてご用意いたします。
この貴重な機会をお見逃しなく!
●各返礼アイテムの画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合がございます。
●限定数があるものは場合により完売後に追加販売される可能性がございます。
資金の使い途
本プロジェクトにご支援をいただきました資金は、下記などに充当させていただきます。
*G3ガメラの修復・永久保存化制作費
*お返しアイテムの製造費
*お返しアイテムの発送料
*ガメラ撮影会のスタジオレンタル費、ミニチュアレンタル費
*進捗レポート制作費
実施スケジュール
・募集開始:2024年7月4日(木)20:00〜
・募集終了:2024年8月31日(土)〜23:59:59
・お返し発送:2025年3月上旬
・ガメラ完成:2024年11月以降(予定)
・撮影会開催:2024年11月末以降 11月24日(日) 予定
※ガメラが完成し、スタジオのスケジュールを調整した上で、開催時期を決定いたします。
★お返しの発送、撮影会の開催時期は遅延する場合がございます。
スケジュールに関する最新情報は、本サイトや公式Xなどで随時お知らせしてまいります。
終わりに
特撮ファンのみなさまなら御存知の通り、映画の撮影に使われるプロップはそもそも長期保存を目的に作られておりません。特に怪獣のスーツや造型物は、ラテックスとウレタンを主な材料とし、時間の経過とともに分解、劣化して、ついには朽ち果ててしまいます。完成した映像作品があるのだからいいではないか、と考える向きもあるでしょう。しかし映像作品の創造の過程で生み出されるこうした中間制作物は、過酷な撮影を耐え抜いた誇りのようなものを宿し、なんともいえぬ味わいを醸しだし、愛おしむべき存在として私たちを魅了します。特撮のDNA展をはじめとする展覧会に多くの人が足を運び、会場でもの言わぬプロップたちと長い時間を過ごすのは、そうしたプロップたちが放つ声が聞こえるからではないでしょうか。
「ガメラ」を本来の形で保存し、遺していくことは、特撮文化を未来につなぐプロジェクトだと考えています。みなさまのご賛同とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。