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【京町家】 “世界初”京都の地下水を使った カクテルスタンド フレくに井戸を掘る!

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モンキーショルダー

2024-06-07 12:00:00

こんにちは、FUREKのカンです。


みなさま、モンキーショルダーというウイスキーをご存知でしょうか。


LAB0に来たことのある方、お酒が好きな方、そしてこのレポートを読んでくださっている方、1度は目にしたことがあるかもしれません。

3匹の腰の曲がったお猿さんが目印のウイスキーです。


リュウイチは、三陽物産さまにとてもお世話になっており、僕たち個人的にもお気入りのウイスキーなのでFUREKのハウスウイスキーはこのモンキーショルダーを使っています。


モンキーショルダーの由来は、少し昔、麦芽を混ぜるモルティングという工程は手作業で行われており、

この重労働によってモルトマンが患う一種の職業病は「Monkey Shoulder =猿の肩」と呼ばれていました。

現在は機械化によってこういった症状はほぼないそうですが、彼らに対する尊敬の念がこのウイスキーには込められています。


さらに、イギリスの飲料業界誌が実施した2019年度「Annual Brands Report」で、スコッチ部門の「トップ トレンド」と

「ベストセリング」で1位を。

世界各国のバーから評価され、「トップ トレンド」部門においては5年連続第1位の座に輝いているという輝かしいウイスキーなのです!


“100% Malt Whisky Made for Mixing"

Top Notch Quality (最高品質):スペイサイドのモルトウイスキーをスモールバッチで巧みにブレンドし、マリッジ。

The Mix Master (ミックスマスター):フルーティーなアロマとバニラの香りが合わさり、芳醇で力強い味わいはカクテルに最適。

Refreshingly Approachable (親しみやすさ):遊び心あふれるコンセプトで新世代のウイスキードリンカーにも親しみやすく。

こちらがモンキーショルダーのキャッチフレーズです。


そしてモンキーショルダーを使用したイベントが「Monkey Mix」です。

おいしいカクテルに、イケてる音楽をかけるDJ、そしてノリノリのお客さん。

これがね、かっこいいんですよ。

エースホテルでも開催され、初回はコロナをくぐり抜け、その後も有名DJや盆栽アーティストとのコラボレーションをしています。

1番イケてるイベントと言っても過言ではないと思います!


三陽物産さまのスタッフの方も、クライアントとはいえ、もう長い付き合いになり、良好な関係が心地良いんです。


ぜひFUREKにお越しの際は、モンキーショルダーをお召し上がりくださいね!

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リサイクル

2024-06-06 12:00:00

みなさま、こんにちは。

FUREKのアスカです。


私達がLAB0をスタートする少し前、たしか3人で初めての仕事だったかもしれません。


12月初旬、クリスマスマーケットへ出店し、そこでワークショップを出店していた木材屋さんに出逢いました。

彼は、南丹市で家業を継いでおり、家具はもちろんのこと、私達が使用している蒸留器の冷却装置を手作りしたり、

スピーカーや廃材を使用した積み木など、幅広い技術をお持ちです。


LAB0がオープンしてからも交流が続き、2週間に1回ほどお店に足を運んでくださいます。


今週のイベントでひのきの蒸留水が大量に必要なため、彼の工房にお邪魔しました。

家具を作る際にでる、削りカスをもらうためです。


彼は廃材をただ捨てるのではなく、アップサイクルできないかといつも考えていて、

“ゴミはいつからゴミになってしまうのか”と環境保全にも力を注いでいます。


東山五条・FUREKには、嫁入り道具などを入れていたであろう大きな木の入れ物があり、不動産屋さんからは使っていいと譲り受けました。

この衣装ケース、実は彼に依頼し、店内のテーブルの1つとして使います。

元の木をなるべく全部使い、新しく生まれ変わらせてくれるのです。

スピーカーなどもお願いする予定なので、店内に見られる木でできているものは、ほぼ彼の作品と言ってもいいと思います。


一緒に楽しみに待ちましょうね!

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パワーチャージの場に

2024-06-05 18:00:00

こんばんは。


今日は最後のテーマ、『スタンド』。


私達FUREKの3人のうち、2人が関東出身です。


京都や大阪で頻繁に見かける「スタンド」とつく酒場。

そこはいつも人で賑わっており、スタッフとゲストだけではなく、お店全体で楽しんでいる様子が垣間見られます。

そして、スタンドとつくものの、立ち飲みとは限らず、椅子は用意されています。


食べること、飲むことが好きな私達は、吸い寄せられるように「◯◯スタンド」へよく行くようになりました。


そこへ行くと、なんだか元気がもらえるんです。

仕事で疲れたり、なんだか気が滅入っているときに行くと

「あ!おつかれさまです!ハイボール?」と笑顔で出迎えてくれ、

帰る頃には、(よーし、明日もがんばるぞ!)とご機嫌でお店をあとにしています。


私達のお店もそう思っていただけるお店にしたい。

そう思い“Cocktail Stand FUREK”と名付けました。


現在営業しているLAB0でも、気づけばお隣同士のゲストが楽しそうにグラスを交わすシーンを目にします。


東山五条・FUREKでは、お客様同士も仲良くなり、新しいカルチャーの生まれる場になって欲しいと思います。

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受け継いでいくこと

2024-06-04 18:00:00

こんにちは。


先日に引き続き、私たちのプロジェクトのお話を…


今日は『京町家』。

何度もお話ししているため、もう聞き飽きてしまったかもしれませんが、

大切なことなのでお伝えさせてください。


京都と聞いて思い浮かべるのは、神社にお寺、そして京町家だと思います。

私達の大好きな居酒屋も京町家を改装しており、観光客の方にオススメすると、必ず

「行ってよかった!」「今度京都に来たらまた行くよ!」「あんな素敵なところを紹介してくれてありがとう!」と

嬉しいコメントをたくさんいただきます。

LAB0を営業しているビルのように、現代の建物も近年はたくさんありますが、

昔にタイムスリップしたかのような感覚の味わえる京町家の風景は観光客にとって最大の魅力なのではないでしょうか。


ただ、古い街並みを守っていくには維持費が必要です。

京町家にお住まいの方はご高齢の方が多く、ご家族に譲りたくとも、現代人にとっては住みにくく継承者がいないことも現実。

加えて京町家はリノベーションにもいろんな決まり事が多く、自由度はあまり高くありません。


また、京町家には専門の職人さんがいて、その職人が減っていることも維持していくことが難しい理由の1つです。

どの業界も人手不足と言われていますが、伝統的な京町家の職人は特に少ないのでしょう。

壊すにも費用がかかるため、そのまま放置されている京町家も数多くあります。


しかし、私達のように京都外から来ている者にとっては、やはり京都の良さ=日本の良さと感じ

なんとか京町家を維持できないかと、京町家の再生に取り組む同年代が私達の周りにいます。

飲食店の経営やアパレルショップ、そしてDIYをしながら自らが京町家に住む友人もいます。


外国人にとっても、日本人にとっても、そして京都が大好きになった私達にとっても、魅力的な街、京都。

伝統を守り、より観光客に来てもらい、世界中の人々に京都の魅力を伝えるため、

私たちに何ができるのか、その答えの1つが今回のプロジェクトなのです。

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いつもありがとうございます。

2024-06-02 18:00:00

いよいよ6月がスタートしましたね!


私達のプロジェクトが始まり、募集終了まで27日となりました。


スタート初日で目標が達成できたことは、支えてくれるみなさまがいたからです。

この場をお借りしてお礼をお伝えさせていただきます。

本当にありがとうございます。


ここから3日間は、私達のプロジェクトを再度お話しさせていただきます。


私達のコンセプトの1つ、まずは『地下水』。

FUREKでは京都の伏流水を使用して、チェイサーからカクテル、蒸留を行って、みなさまにお楽しみいただいております。


京都の地下には琵琶湖と同じ量のお水が眠っていると言われており、

そのためか、京都には井戸が多く、街中にもお水汲みスポットが点在しています。


LAB0にはあいにく井戸がないので、近隣のお水汲みスポットにお世話になっています。

少し遠出をした際は、その土地のお水をご用意することも。


私達日本人は、国の周りを海で囲まれ、衛生管理もしっかりしている国に生まれたため、

水道を撚れば安全で美味しいお水を口にすることができます。

しかし、海外では迂闊に水道水を飲むことはできません。


また、地震大国日本では、いつ大きな地震に見舞われるかわかりません。

電気が止まり、水道が止まり、日常は手のひらを返すように、いとも簡単に崩れ去ります。

東山五条・FUREKでは、日常はもちろんのこと、非常事態の際、地域の方をはじめいろんな方に、井戸を開放します。


今後、水質検査が済み、検査結果が通れば、LAB0でもFUREKの井戸水を飲んでいただける日が来ます!


京都に井戸は数多くあれど、井戸水を使うために自身の店舗敷地内に井戸を掘るようなお店はなかなかないかと思います笑

これは世界で唯一のプロジェクトなのではないでしょうか⁈


もっとたくさんの方に、お水のことをお伝えしたい。

京都から世界中に京都の魅力を発信していきたい。

私達と一緒にムーブメントを起こしましょう!

引き続きのご支援よろしくお願いいたします!!!

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料理

2024-05-31 19:00:00

こんばんは、FUREKのアスカです。

今日で5月も最終日ですね。

クラファンも残り1ヵ月。

まだまだがんばります!


今日はお料理について。

私は母の料理が世界で1番美味しいと思っています。

幼い頃から、母と並んで台所に立ち、包丁の使い方や調味料の入れる順番などを教わりました。


しかし、大きくなるにつれ私は全くと言っていいほど料理はせずに母に任せっきりになっていました。


29歳、初めての一人暮らし。

毎日外食三昧のつもりでいましたが、外食って結構飽きてきちゃうもので、気づけば近所のスーパーで野菜や調味料を買い、

遠い昔の記憶を辿りながらキッチンに立つようになりました。

とはいうものの、自分しか食べないので、数日同じものを食べることも多かったです。


京都に引っ越し、コロナの影響もあり、楽しみが料理になりました。


そんな時、チームのみんなとキャンプに行った時、仕込んで行った料理を用意したら、

みんなが「美味しい」とたくさん食べてくれたことがとても嬉しかったことを今でも鮮明に覚えています。

今まで自分しか食べてこなかったけど、他人に食べてもらえるものが作れたのかと安心もしました笑


そこから、SNSでも料理の動画をみると真似てみたり、テレビで料理番組を見かけると手を止めて見ていたりすることが多くなりました。


そしてFUREKに誘われた時、リュウイチに「アスカ料理担当してよ」と声をかけられたのです。

不安な気持ちももちろんありました。

でもそれよりもやりたい気持ちの方が大きかったのです。


東山五条・FUREKでは定番料理から旬の食材を使った料理まで、いろんなものをおばんざいスタイルで楽しんでいただけらたと思っています!

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掘削作業終了!

2024-05-30 19:00:00

みなさま、こんにちは。

FUREKのリュウイチです。


実は…井戸が60mに達し、一旦掘削作業が終了しました!

井戸を掘るなんて自分ではできないことなので、職人さんにはとても感謝をしています。

人生で井戸掘りに遭遇することもそうそうないと思いますが笑


現場に駆けつけると、パイプからバシャバシャと水が出ていました。

毎分70Lの水量です。

もうニヤニヤがとまりません笑


今後は水質検査をして、飲めることがわかったら、次のステップに進めます。


私達の物件のある地域は「鐘鋳町(かねいちょう)」と言います。

ここは400年以上もの昔、梵鐘の鋳造が行われていた場所で、古くから清水焼きの窯もとが集まっており、

東山五条・FUREKの京町家は、その燃料を販売していた可能性のあるお家とのこと。

豊臣秀吉が方広寺創建に際し、大仏殿巨鐘鋳造炉鍛場の跡がその始まりと言われ、現在も陶磁器関係の工房や店が多く、京都府陶磁器協同組合の共同窯もあります。

町内には軒先で清水焼を販売しているおうちをよく目にします。


先日井戸があるというご近所の方が、ご自宅の井戸を見せてくださいました。

敷地内に2ヶ所、現在は使用していませんが、1つはまだうっすらとお水が湧いていました。

そして以前このあたりには大きな池があり、その名残として敷地内に井戸や池があるおうちが多いということを教えてくださいました。


最近ご近所の方に会い、ご挨拶をするたびに

「いよいよ工事が始まったね!」

「なかなか始まらないから心配していたんだよ」

「お水が出たみたいね、なんだか自分のことのように嬉しい」

とおっしゃってくださる方がいらっしゃり、

地域の方も楽しみにしてくれているのかと思うと、早くお店を開けて、ご近所の方と一緒に地域を盛り上げていけたらなと感じています!


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FUREKのカメラクルー

2024-05-29 19:00:00

こんばんは、FUREKのアスカです。


今日は昼間、物件の井戸掘りに関して撮影をしてきました!

といっても、撮影は私達がしたのではなく、私達についてくれているカメラマン2人が撮ってくれました。

私達のプロフィール写真や動画は、主にこの2人の作品なのです。


1人は静止画を。

彼との出逢いはエースホテル。

フリーのカメラマンとして活躍しています。

外国に住んでいたこともあり、英語はペラペラ。

カメラを手にしているときの彼は、フィルターを通してどんな人ともすぐに打ち解けることができます。

ポージングしている人物はもちろんですが、ふいにカメラを向けてくるので、その一瞬を切り取ってくれます。

私達のインスタ投稿で、モノクロ投稿のアイディアが浮かんだのも彼の写真でした。

モノクロで投稿することにより、肌や目、カクテルの色は、実際に目にするまで想像でしかない。

実際に目にしたときに驚きを感じてもらうというギミックです。


そしてもう1人は、先日の嗅飲実験室のイベントの映像担当として知り合いました。

彼もまた面白い経歴の持ち主で、マジシャンをしていて、趣味が高じてカメラマンへ転身。

映像のカラーリングや速度がこれがまたいい!

言葉で表せないので、インスタ等でぜひ見ていただきたいです!

ちなみに彼のマジックのイベントもできたらなと密かに思っています笑


この2人の今日の作品は、おそらく数日もすればあがってくるので、

インスタを乞うご期待!

お二人の情報もシェアします😊

Instagram

SHOGO NISHINO @gqwedding_official

Yusuke Yamada @yusuke_yamada

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世界初?!

2024-05-28 19:00:00

みなさま、こんばんは。


以前割れてしまった初代蒸留器がついに戻ってきたので、先日から、現在は減圧蒸留機も含めた3台で稼働中のLAB0。

圧巻ですよ笑

おそらく日本中、いや世界でも、3台の蒸留器を稼働させながらカクテルをつくっているのは僕たちだけなのでは…?!

常圧蒸留機でも、精油の採取率が違ったりするので、素材によってどの蒸留器にするか考えるのも実験の日々です。


揮発した蒸気が冷やされ、1雫ずつ落ちてくるシーンがとても美しく、

これを眺めているだけでもお酒が進むんですよ笑

初代蒸留器が特に。

僕もお客様と一緒になって、一瞬仕事を忘れて眺めてしまうこともあります笑


淡路島で収穫したボタニカルに、リュウイチのお母さんから送られてきたバラやハーブ、八百屋で仕入れた柑橘など、

最近は嬉しいことに蒸留祭りです!

蒸留機3台で作っているので、蒸留水がどんどん増えて、このカクテルにはどの蒸留水が合うか考えるのが楽しくてならないんですよ😏


シーズンものや、量に限りのある蒸留水もあるので、お早めにお試しくださいね!

以上FUREKのカンでした。

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福田阿寿香

2024-05-27 19:00:00

こんばんは、FUREKのアスカです。

メンバーの中で唯一の女性であり、バーテンダーではない私は料理を担当します。


ハタチで入社した帝国ホテルでは、誰でも同じ声色で、全員に同じ答えを求められました。

それが「さすが帝国ホテル」と言われる所以です。

しかし私には窮屈で、4年を迎えた頃に転職をしました。

通信機器の販売、事務などいろんな職業に就き、自分にどんな仕事があっているのか探していた時に飲食に出会いました。

レストランのレセプショニストとして、ゲストの対応をしたり、予約や現場の管理をすることがとても楽しく感じたのです。


その経験を活かすべく、当時アジア・オセアニア地区初出店のエースホテルに転職するために京都に引っ越しました。

そこでは、レセプションとサービススタッフどちらも経験し、両方の大変さと楽しさを感じられました。


そんな中、いつものように3人で飲んでいた時、リュウイチにFUREKの事業に誘われました。

なんだかパッとしない過去の自分に蹴りをつけたかった私は、「うん!」と即答していました笑

カンちゃんも話していましたが、自分では独立という道はなかなか選べなかったと思います。


そして私に課せられたのは料理。

今までは趣味だった料理の道を歩む決意をしました。


昨日リュウイチも話していましたが、FUREKはカジュアルにカクテルを楽しんでもらえる場にしたいと考えています。

日本はまだバー文化が盛んではない中、「アスカの料理(家庭料理)で、バーとの距離を縮めたい」とリュウイチに言われたときは

責任重大だと思いながらも心はウキウキしていました。


東山五条・FUREKでは、京都ならではのおばんざいスタイルでお料理を提供する予定です!

私のお料理を食べてほっこりしているみなさまの顔を想像しながら、日々料理のお勉強を続けています!!

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京都三名水・縣井

2024-05-25 19:00:00

こんばんは、FUREKのアスカです。


今日は三名水ラスト、縣井(あがたい)についてお話しします。

染井とは反対の、京都御所西側にひっそりと縣井はあります。

縣宮(あがたのみや)というお社が昔近くにあったことから名付けられました。

出世を願う方が、井戸のお水で身を清めて祈願し、宮中に登ったと言われています。

その歴史は長く、大和物語では病気を治す水とも紹介されているそうです。

ちなみに大和物語は平安時代に作られた物語とのこと…

京都はやはり長い長い歴史がありますね。


こちらの井戸は現在はもうすでに枯れており、使うことはできませんが、散歩をしていると急に現れるその姿は、

ひっそりと、でもなにか重く感じるものがあります。

これも、平安時代からの歴史を見てきた井戸だからの存在感なのでしょうね。


今京都は、とても気候が良く、お散歩に出掛けるにはちょうどいい季節です。

京都御所も自然豊かで、タイミングによっては一般公開を普段していない建物内を見ることができるイベントもありますので、

お時間がある方はお立ち寄りになってみてはいかがでしょうか。


アクセス

京都市上京区京都御苑内

時間

9月・3月 9:00~16:30(入場は15:50まで)

10月~2月 9:00~16:00(入場は15:20まで)

4月~8月 9:00~17:00(入場は16:20まで)

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井戸掘削レポート!

2024-05-24 19:00:00

こんにちは、FUREKのリュウイチです。


今月初旬にスタートした井戸の掘削工事ですが、職人さんが毎日毎日泥だらけになりながら作業をしてくださったおかげで、

ついに60mに到達したそうです!

今後は、パイプの清掃等を進めていくとのこと。


つい先日設計士さんと打ち合わせの際に地層ごとに土を分けておいてくださったものを見ました。

自分の足元、地下60mにたどり着くまでに、こんなにも様々な土が重なっているのかと感慨深かったです。

建物も130年もの時代を見てきた歴史がありますが、地層はさらに地球の歴史を見てきているのかと、、、ロマンですね笑


作業後水質検査をし、飲料用として使える証明ができたら、パートナーのみなさまのご支援がついにカタチになります!

本当にありがとうございます。

一時はお店をすることができないのではという状況に追い込まれ、落ち込む日々もありましたが、それはいつか笑い話としてみなさまにお話できたらと思っています!


祇園のLAB0も有り難いことに顧客の方もでき、毎日通っているので私自身も愛着が湧いているところではありますが、

東山五条の物件が自分たちのお店へとどんどん変わっていくさまを目の当たりにすると、

「やっぱりここ(東山五条)だな」と心にぐっとくるものがあります。


LAB0での営業も残すところ2ヶ月ほどになります。

こちらは、東山五条・FUREKの先行体験の場として、遠方の方も地元の方もぜひ京都 祇園にお越しの際はお気軽にお立ち寄りください。


クラファンも1ヶ月!

今までにないかっこいいカクテルスタンドをぜひ一緒に作っていきましょう!


引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。

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京都三名水・醒ヶ井の水

2024-05-23 19:00:00

こんにちは、FUREKのカンです。


昨日に引き続き京都三名水・醒ヶ井(さめがい)の水についてお話しします。


「醒ヶ井通り」は江戸時代まで洛中三銘水と謳われた「佐女牛井」(さめがい)と呼ばれる名水が、

現在の堀川通りの五条を少し下がった所にあったことに由来しています。

元は六条堀川源氏の館内にあり、室町後期茶道の祖 村田珠光は足利義正公にこの水で茶を献じました。

天正年間 織田信長の舎弟織田有楽斎もこの井戸水を愛し戦国の兵乱に絶えた井戸水を再興しました。


現在の醒ヶ井通りは六角通りより下、五条通りまでの間になっています。

和菓子屋の亀屋良長さんが、平成3年に社屋を新築されたおり、

昭和37年の阪急地下鉄工事の影響で枯れていた井戸を掘り直し、「醒ヶ井」と名付けて再び菓子づくりに用いられています。


こちらの和菓子屋さんは井戸が復活して以降も、再び井戸水で仕込みを行っているとのこと。

お菓子を買いに行った際にお邪魔するのもいいですね!


アクセス

京都府京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19

営業時間

9:30-18:00

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京都三名水・染井の水

2024-05-22 12:00:00

みなさん、こんにちは。


今日のテーマは京都三名水。

豊富なお水に恵まれている京都には、『京都三名水』と呼ばれる水脈があります。


そのうちの1つ、初回は、私達もお世話になっている染井の水(そめいのみず)についてお話しします。


染井の水は、京都御所東側に位置する梨木神社(なしのきじんじゃ)境内内にあり、現存する三名水の中で枯れずにいる唯一の名水です。


境内は、平安時代に摂関政治の礎を築いた藤原良房の邸「染殿第」があった場所といわれていたそうです。

染殿第は良房の娘明子(清和天皇の生母)の御所としても使われ、清和天皇も陽成天皇に譲位した後の御在所とされていました。

「染井」の名称は、その染殿第に因んで名づけられたという説や、宮中の染所で用いられていたことに由来する説など諸説ありますが、

千年以上前からこの水が使われていたのではないかと考えられています。


ご近所にお住まいの方や近隣の飲食店の方も汲みにくる梨木神社のお水、ぜひ皆さんも汲みに行ってみては?

※お水は神社等が管理しているため、ルールを守り、神社の場合は必ずお参りをしてから汲むようにしましょう。


また、染井の井戸のある梨木神社は、別名「萩の宮」と称され、京都の萩の名所としても有名です。

毎年9月には、萩まつりが催され、弓術・居合・舞踊・邦楽等が奉納されます。

旅程の参考になればと思います。


アクセス

京都市上京区染殿町680 京都御所東 梨木神社内

蛇口開放時間

6:00-18:30頃


以上、アスカがお送りしました。

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淡路島より

2024-05-21 12:00:00

こんにちは、FUREKのカンです。


昨日リュウイチがお話していたように、昨日今日で淡路島に来ています。

リュウイチもアスカも免許を持っていないので、どこかに出かけるときはいつも僕が運転をしていますが、

淡路島に向かう高速は何度通ってもウキウキしますね。


僕は兵庫出身で、淡路島には何度か訪れていますが、こんなに野山に入ったのは初めてです笑


今日は、また別の場所で収穫です。

そして帰りには淡路島のお水をたっぷり持ち帰ります。

京都のお水ももちろん美味しいですが、やはり自然が豊かな淡路島。

こちらも美味しいです。


今日京都に戻り、準備が整い次第営業する予定です!(もし力尽きていたらすみません💦)

持ち帰った新鮮ハーブたちの蒸留を楽しみにしていてください!

でもきっと1番楽しみにしているのは僕達3人でしょう笑

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淡路島

2024-05-20 12:00:00

こんにちは!

早速ですが、私達は今どこに向かっているでしょうか??


正解は…『淡路島』!


今日は淡路島に収穫です!

昨日までの雨とは一転、晴れて一安心。


今日と明日、時間の許す限り、私の蒸留の師匠と共に淡路島の自然豊かな野山に入り、いろんなハーブを摘みます!

事前にリクエストしているもの以外にもなにか手に入らないかと、楽しみにしています。


そして、今日は私達FUREK3人以外にもカメラマンや材料提供をしてくれている方など、総勢10名の大移動です!

もはや、オトナの修学旅行とはこのこと。

ミニバスサイズの車をレンタルし、私達の持ち物の中にはもちろん、Monkey Shoulderと蒸留水。

淡路島で蒸留したての蒸留水入りのハイボールを片手に星空を眺める…

想像するだけでもう贅沢すぎます。


私達のカクテルスタンドがオープンしたら、お客様とオトナの修学旅行一緒にしたいなーと企んでいますので、ぜひ一緒に淡路島行きましょうね😏


では収穫に行ってきます!

以上リュウイチでした!

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京町家

2024-05-19 19:00:00

こんにちは、FUREKのアスカです。


京都に訪れたことがある方は1度は目にしているであろう、京町家についてお話しします。


京町家とは、1950年以前に京都市内に作られた、町屋を含む木像建築物のことを指します。

太平洋戦争中全国で多くの町屋が失われましたが、京都市は原爆投下候補地とされていたために通常爆撃が限定され、

江戸時代から明治初期に江戸時代の技術で建てられた町屋遺構が焼失せずに残りました。

昭和40年代の民家ブームにおいて注目されるようになり、それが高度経済成長期の建て替えで減少し始めると、

京都市はこれを観光資源とするために現行の建築基準法が施行される昭和25年以前の古い木造住宅をひとくくりにして「京町家」と呼ぶようになりました。

そしてその特徴を「鰻の寝床・鰻ずまい」「職住一致」などとしたそうです。


しかし、京町家は、老朽化をはじめ、職人不足や維持費の問題点から、後世に残していくことが危ぶまれており、

現状1日に2.2件も取り壊されているというデータがあります。

京都出身でない私達だからこそ気がついた課題。

それは、京都の過去の遺産をどれだけ残していけるか…

文化の発展には、過去の遺産があってこそ成り立つということです。


私達のカクテルスタンドは、もうご存知の通り、2階建ての京町家を改装します。

軽飲食店と言えど、改装の見積もりを見た時は心が折れました笑


でも、私達が立ち上がらなければ、もっと多くの京町家の存続が危機にさらされます。


京都は日本が誇るべき観光地の1つです。

海外の方はもちろんのこと、日本人からも根強い人気があります。


そんな京都のさらなる発展を願い、その責任を私達世代が、いや、私達3人が先頭を切って進められるよう走り続けますので、

どうか引き続きのご支援をお願いいたします!

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ゲストバーテンダーデビュー

2024-05-18 19:57:10

こんばんは、FUREKのカンです。


実は僕、今日初めてゲストバーテンダーデビューをしました!


ことの発端は、エースホテルで行われたMonkey Mixというイケイケのイベント。

一緒にハイボールを作ったバーテンダーが今日お誕生日ということで、

冗談混じりに「カンさん、僕の誕生日にゲストバーテンダーやってくださいよ」と言ってきたことがきっかけです笑

僕も酔っ払っていたので「ええでー」と二つ返事をしていました笑


でも僕にとっては初めての体験で、彼には感謝しています。


今回僕は、ペニシリンというカクテルのアレンジを作ります。

リュウイチに味見をしてもらい、一旦アドバイスをもらったのちOKが出て一安心。


今まではリュウイチがFUREKのPRをしながらゲストバーテンダーをしていました。

僕も今日はFUREKの代表としてゲストバーテンダーを行うということで、結構緊張しています(僕ビビりなんです笑)。


イベントは22時まで。

何人の方が来てくれるのかドキドキハラハラです!

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続・齋藤隆一について

2024-05-17 19:00:00

少し間があきましたが、続・齋藤隆一編をお届けいたします。笑


初めて勤めたホテルでの私は、バーラウンジで実施していたランチブッフェ営業から深夜のバー勤務まで働き、始発で家に帰っても寝るばかり。 

お世辞にも綺麗な働き方とは今は言えない状態でした。
当時は結婚もしていたこともあり、家族にも負担が多くついに転職をしようと決意しました。 

ホテル業界では家族を養うための給料としては心許なかった為、今までとは別世界に飛び込み給料優先で転職活動を行いました。

給料がいい会社を紹介していただき、書類審査を通過し、最終面談まで辿り着きました。


しかし、転職活動をしていても拭いきれなかった私のモヤっとした気持ち。

 (俺がやりたいことは本当にこれか?給料を稼ぐことが本当に幸せなのか?) 

何日も頭を抱える日が続きました。

悩みに悩み、徹底的に自己分析を開始。
SWOT分析、曼荼羅チャートなどあらゆる自己分析を行いました。

その末に行き着いた先、それは


サービス業(バーテンダー)でした。笑

 

家族を納得させるため、そして、自分自身に縛りと責務を負わせるため、このサービス業界でのしあがる為、私は自分の人生設計を事細かに決めたのです。


・26歳で1回目の転職

・28歳でカクテルコンペティションで優勝 

・30歳で再度転職(キャリアアップ)

・33歳で再度の転職(キャリアアップ)

・35歳独立

この目標に対して事細かに、今風に言うとタスクやミッションなどを設定。

私は自分で思い描いた人生をなぞるように、歩み続けました。

ライフスタイルホテルの先駆けであるアンダーズ東京への転職に、偶然も重なりましたが、カクテルコンペティションでも優勝することが叶い日本一位、日本代表に選ばれたのです。

ここから私の人生は180°変わりました。

それまでは話したこともなかった有名バーテンダーの輪に入り、一緒に酒を交わし、名前を呼んでもらえるまでになりました。

他人が考えたレシピではなく、自分でレシピを考え、海外へゲストバーテンダーとして声をかけてもらえる。

ゲストのリクエストのカクテルを提供し、自分のファンが増えていく。

バーテンダーを始めた頃の自分には想像もつきませんでした。

その後、原宿に一号店を構えたTRUNK(HOTEL)に声をかけていただき転職。
ここでは今の自分の型になる生き方を学び、たくさんの最高な人たちと関わり合えました。
カルチャーや生き方へ傾倒することの大切さ、全力で遊び、楽しむことの尊さなど。
濃い時間を過ごしました。笑

30歳、ビバレッジマネージャーとして転職を決めた先は京都。

修学旅行でしか来たことのない地で、なんのゆかりもありませんでしたが、吸い寄せられるかのように転職を決めました。

(今思えば、FUREKのためだったのだなと感じます。)


この先が楽しみと期待に満ちていた時に全世界を襲ったコロナ。

ホテルは開業せど、開けては締め、開けては締めを繰り返した数年間。

使用するはずだったフルーツやハーブがゲストをもてなすことなく捨てられるのが嫌で、いつかゲストを通常通りお迎えできる日の為に”香り”に姿を変えるため蒸留していました。

またコロナ禍では、孤独との戦いでした。

せっかく京都に引っ越してきたのに、飲食店はほぼCLOSE。

出かけることも許されず、お酒なんてもってのほか。

お酒を預かる私の仕事としては、もう言葉にできないくらい辛かったです。

そんなコロナも終焉を迎えつつあった2023年、ホテルもフルポテンシャルに近づき、また自分の35歳になった年でもあるため、独立をしました。

この数年間で特に強くに感じたこと。
”それは、人は一人では生きていけない、当たり前なんて存在しない”ということです。

当たり前に会っていた人に会えない、当たり前に外出していたことが当たり前ではない。

この思いが今の私の原動力の一つです。

FUREKも、水と向き合うカクテルスタンドとしてオープンします。

私達の生活には、水が当たり前のように存在していますが、これも、数々の技術者が関わっているからこそ、きれいなお水が存在するのです。

私達FUREKにもたくさんの方がお越しになると思います。

人と関わること、これも決して当たり前ではない。

小さな気づきかもしれませんが、私達から日本中へ、そして世界へ、“当たり前”に気付く場所の発信地になってほしいと心から願っています。


と、またまた長くなるので、今回はこの辺で…笑

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減圧蒸留器

2024-05-16 19:00:00

こんにちは、FUREKの隆一です。


なんと、待ちに待った減圧蒸留機が、ついにLAB0に届きました!

本日から稼働予定です!


常圧蒸留機を使用した場合の水の沸点は100℃ですが、減圧蒸留機はその名の通り気圧を下げるため、100℃よりも低い温度でお水が沸騰します。

今回の減圧蒸留機は成層圏とほとんど同じくらいの圧力で蒸留が可能です。
そうすると、素材(ハーブやフルーツ)が余計なダメージを受けることなく、香りを抽出することができるのです!


3月末に、淡路島の私の師匠が上質なバニラを手に入れた際、LAB0では同型の減圧蒸留機をレンタルしている最中だったので併せてイベントを行いました。

あの時の興奮が蘇ります。


今回の減圧蒸留機は、巴波重工から購入しました。

なんと、会社ではなく、個人の方が作っているとのこと笑

開発者に直接、この減圧蒸留機の話を聞き、その情熱と精巧な作りに心を奪われ購入を決意しました。(仕事そっちのけで大興奮で話がはずんだのを覚えています。笑)

ほんの一例ですが、私達のLAB0では、各カクテルにあった蒸留水をエッセンスとして足し、香りを楽しめるハイボールをご用意しています。

この減圧蒸留機を使って抽出した蒸留水は、同じ素材でも常圧蒸留した物と比べ物にならないくらい香りが高く、炭酸の力で香りがグラスの中と口中で爆発するので奥行きがとんでもないことになります!

もちろんクラフトカクテルにも使用しますし、香りがお好きな方々へ捧げる最高の一杯をお約束します。笑

FUREKがオープンしてからは、”特別メニューをオーダーする会員権をお持ちの会員の方のみ”ご注文いただけるこの減圧蒸留ドリンクですが、先行体験として今LAB0にお越しいただいているみなさまはお楽しみいただけます!

今までにない体験をぜひFUREKで…


さて、本日はなにから蒸留しようかなと、今からウキウキしています笑

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